国家総合職試験(大卒・文系)の倍率はどれくらい? 申込者数は年々減っている

今回は、国家公務員総合職試験の大卒程度、かつ、法文系の区分に焦点を当てて、

その倍率を紹介していきたいと思います。

■スポンサーリンク

倍率

人事院の資料を参考に、近年の倍率を紹介していきたいと思います。

平成30年度総合職試験(大卒程度試験)

試験区分 申込者数 合格者数 倍率
政治・国際 1,365人 63人 21.7
法律 10,065人 471人 21.4
経済 2,045人 194人 10.5
人間科学 409人 38人 10.8
13,884人 766人 18.1

※参考:人事院

平成29年度総合職試験(大卒程度試験)

試験区分 申込者数 合格者数 倍率
政治・国際 1,391人 56人 24.8
法律 10,216人 504人 20.3
経済 2,069人 210人 9.9
人間科学 454人 38人 11.9
14,130人  808人  17.4 

※参考:人事院

平成28年度総合職試験(大卒程度試験)

試験区分 申込者数 合格者数 倍率
政治・国際 1,578人 52人 30.3
法律 10,457人 569人 18.4
経済 2,318人 230人 10.1
人間科学 522人 43人 12.1
14,875人 894人 16.6

※出典元:人事院

平成27年度総合職試験(大卒程度試験)

試験区分 申込者数 合格者数 倍率
政治・国際 1,638人 18人 91.0
法律 10,265人 377人 27.2
経済 2,380人 187人 12.7
人間科学 473人 39人 12.1
14,756人 621人 23.7

※出典元:人事院

以上、平成27年度~平成30年度まで紹介しました。

政治・国際区分は倍率が徐々に下がっていますね。

申込者は減っている?

総合職試験(大卒・法文系)の申込者については、

官僚不祥事や民間就職率の改善の影響もあってか、近年は申込者数が減っています

以下、申込者数の推移をグラフにしています。

○総合職試験(大卒・法文系)の申込者数の推移

最新の2019年度も、総合職試験全体の申込者数が前年度比で11.8%減となっています。

民間企業の採用動向がこのまま続くことになれば、この傾向もしばらくは続くかもしれません。

申込者数は、総合職試験全体で17,295人(昨年度に比べ11.8%減)です。

平成31年度 人事院報道発表

以上、国家公務員総合職試験の申込者数、倍率の紹介でした。

○関連記事

国家総合職の昇進のモデルケース。係長、課長補佐、課長になるまで何年かかる?
国家公務員総合職は、高級官僚となることが期待されている採用区分です。 国家公務員総合職の昇進のモデルケースを紹介してい...
関連記事



■スポンサーリンク