新卒・第2新卒で会計事務所に就職するメリット&デメリット

経理職の人気は高く、倍率も高い状況が続いています。

このような状況であっても、会計事務所にまで間口を広げて就活している人は少ないのではないでしょうか。

新卒で会計事務所で働くメリットとデメリットを紹介していきます。

倍率が低い

会計事務所は大々的な求人募集をしていないことが多く、倍率は低いです。人材不足な業界でもあるため、簿記2級の資格さえあれば採用してもらえるケースは大いにあります。

また、面接回数が1度であることが多いので選考の負担も重くありません。

ちなみに、大手の税理士法人は倍率が高いので注意が必要です。倍率だけでなく、応募者の基準も高く、税理士試験科目3科目の合格者で、かつ、学歴も一定以上であることを求めていることが多いので注意が必要です。

決算や税務申告の経験がつめる

会計事務所で働くメリットの一つに、決算税務申告の経験を積める点があります。

大半の会計事務所では、担当を10~20社ほど割り振られて、クライアントの年次決算税務申告まで一通り担当することができます。

事務所によっては税務調査にも同席し、担当者として意見を述べる機会もあるかもしれません。

このように、若いうちから決算や税務申告の業務に触れることができるので、税理士を目指していなくとも、経理の経験を積みたい人にはその後のキャリアが広がります。

転職で有利になる

経理の転職市場は実務経験者が優遇されています。

会計事務所の経験者も実務経験者として扱われるので、優良企業の経理職に転職できる可能性が高まります。

会計事務所での経験は、職務経歴書を書きやすいですし、本人の実態はどうであれ「丁寧で正確」なイメージが付くので、面接ではこのイメージも活かすことができます。

会計事務所の待遇には期待しない方が良い

会計事務所の多くは従業員数1~30名程度の中小企業です。そのため給料や福利厚生は良くないことが多いです。

教育制度がしっかりしていない

新入社員に対する教育制度が整備されていない事務所が多いです。自分で知識やビジネスマナーを学んでいく必要があります。

税法や会計は膨大ですので、学習意欲が低い人は苦労することになります。薄い本でも良いので、知識を学んでいきましょう。

既卒や第二新卒で会計事務所に就職したい方は、リクナビNEXTの活用をオススメします。

リクナビNEXTは会計事務所の求人が豊富な上、履歴書の郵送が不要であることが多く、WEB選考後すぐに面接に進めるケースが多いです。

履歴書の作成が省けるだけでなく、WEB履歴書でも志望動機や自己PRを書く欄がないので、ワンクリックでサクサク応募することができます。

会計事務所への就職にはかなり適したサイトだと思うので、ぜひ利用してみてください。

転職エージェントについては、マイナビエージェントの利用をオススメしています。マイナビでは待遇な良いホワイトな会計事務所の求人を取り扱っていることが多いです。

経理のプロフェッショナルになりたい方にとっては、貴重な経験になるのは間違いありません。ぜひとも、会計事務所でキャリアを始めてみてはいかがでしょうか。

会計事務所の仕事内容や中身が知りたい方は、以下の本が参考になります。

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