日本では、年間400万人前後が退職していると言われています。それほど、多くの労働者が「退職」という選択肢を選んでいます。
非常にありふれたことであって、「退職」は悪いことではありません。
退職は労働者の権利である
憲法上では「職業選択の自由」「奴隷的拘束の禁止」があり、民法の規定においても「雇用契約の解約の自由」を保障しています。
このように、「退職」する権利は法律で保障されています。
退職の意思を会社に伝えると罪悪感と劣等感に押しつぶされそうになりますが、悪いことではないので落ち込む必要はありません。
自分の健康を何よりも優先するべき
無理に仕事を続けると、精神的にも身体的にもその後の人生に大きな悪影響を残すことがあります。
特にメンタルに不調をきたすと、年単位で療養する必要もあります。
そのようなことにならないように、自分が無理だと感じたのなら「退職」を選ぶことも自分の身を守る上で必要な選択です。
社員が退職するリスクは会社側も重々承知である
自分が退職することで、
・会社が回らなくなるのでは?
・責任を投げ出すことになる
・同僚や上司にお世話になったのに申し訳ない。
などと、様々な感情が沸くことになります。
しかし、会社側も社員が一生在籍してくれるとは思っていません。社員が退職するリスクは必ず会社側も想定しています。
心苦しく思う必要はありません。
退職することで新しい人生を切り開くことができる
退職して環境を変えると、
・新しい出会いがある
・天職に出会えるかもしれない
など、退職して新しい職場で働くようになると、仕事や人間と良い出会いがあるかもしれない。それによって、人生が好転する可能性があります。
まとめ
仕事を辞める決断は「勇気」が必要ですし、「罪悪感」や「不安」も感じるはずです。
しかし、退職は毎年400万人もの人が行う非常にありふれた事で、労働者の正当な権利に基づくものです。
退職させてくれない場合には、退職代行を利用するのも一つの手です。