地方公務員の年収は多いのか 都道府県庁職員のモデル年収を紹介

一般的に、地方公務員は国家公務員よりも給料が高いといわれがちですが、実態はどうでしょうか。

地方公務員の年収について、公表されている資料をもとに紹介していきます。

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都道府県のモデル年収

都道府県職員の中でも、一般行政職のモデルを紹介していきます。

公表されている資料に限って紹介していきます。

岩手県庁職員のモデル給与

岩手県庁職員は、行政職全体の平均年齢が41.6歳、平均給与月額が356,679円でした(平成30年)

岩手県庁では、35歳の主任級の時点で年収476万円です。

全体的に、国家公務員一般職よりも若干程度高いですが、大きな差があるほどではありません。

○岩手県庁の行政職のモデル給与

                          出典:岩手県庁

秋田県庁職員のモデル給与

秋田県庁の職員、行政職全体の平均年齢は42.3歳 平均年収は592万円でした。

下記は秋田県庁職員のモデル年収です。

○秋田県庁職員のモデル年収

※出典:秋田県庁

東京都庁のモデル年収

東京都庁の行政職のモデル年収は、平成31年4月で以下の資料が公表されています。

35歳 課長代理で622万円となっています。

国家公務員一般職では35歳 係長で467万円くらいなので、ノンキャリアの国家公務員と比較すると給与はかなり高いようです。

○東京都庁モデル年収

                                         ※出典:東京都人事委員会

大阪府のモデル年収

大阪府のモデル年収は以下の通りです。

35歳主事級の職員では年収508万円です。

都庁よりは劣りますが、国家公務員一般職や他の自治体のモデル年収よりも高い方と言えます。

○大阪府職員のモデル年収

                       ※出典:大阪府

やはり東京、大阪などの大都市は職員の平均年収も高いです。

また、国家公務員と比較すると、地方の県庁でも一般職よりは高いようです。

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