医学的には耳垢の質が変わることはない
耳垢は大きく分けて、湿ったものと乾燥したものに分けられます。
アジア人の多くは乾燥した耳垢を持っていると言われていますが、これらは遺伝によって決まると言われています。
遺伝によって決まるものなので、医学的には乾燥した耳垢が途中で湿った耳垢になったり、湿った耳垢が乾燥した耳垢に変わることはないと言われています。
大人になってから耳垢の質が変わったという人が非常に多い
耳垢の質は遺伝によって決まるので、大人になってから耳垢の質が変わるということは基本的にはないようです。
しかし、大人になってから耳垢の質が変わったという人は非常に多く、口コミでも多数の人が耳垢の質の変化について報告しています。
「元々パリパリするほど乾燥した耳垢で、成人するころから徐々に湿った耳垢に変わり、一時は蜂蜜くらいの粘度になった」と、劇的に耳垢の質が変わった人もます。
ここまで多数の人が耳垢の変化を体験していることから、何らかの原因で耳垢の質が一時的に変わっていることが考えられます。
大人になってから耳垢の質が変わったとされる方々は以下のような特徴があります。
・ジャンクフードや脂っこい食べ物ばかり食べていた。
・アルコールを毎日飲む
・昼夜逆転の生活
・お風呂に入ったときに頭まで潜っていた
・耳かきを毎日のようしていた
・ストレス
・喫煙
このような生活習慣の悪化が耳垢の質が変わった原因の一つとして考えられます。
人によっては、耳の内部にアポクリン腺という汗腺が微量にあるので(匂いは発しない)、アポクリン腺は脂っこい食事をとることや喫煙などで活発化します。
つまり、元々微量のアポクリン腺が存在していたのが、生活習慣や食生活の乱れによってアポクリン腺が刺激されたことで、耳垢の湿り気が一時的に強くなったという可能性も考えられます。
また、これらの生活習慣を続けている人は耳垢の質が変わっただけでなく、同時に多汗を感じるようになった人も多いので、生活習慣の悪化が汗腺やホルモンバランスに影響を与えたということが考えられます。
中耳炎の可能性
また、お風呂に入ったときに潜る行為や過度な耳かきによって中耳炎になったという可能性も考えられます。
中耳炎になると耳に膿が溜まりやすく、耳垢が湿ったように見えることもあります。
場合によっては痒みや痛みを感じることがあるので、こういった症状がある人は耳鼻科で診察を受けましょう。
頻繁にイヤホン・耳栓をしている場合も耳垢が湿る
常にイヤホンで音楽を聴いている人などは、耳の内部が密閉されて蒸れてしまいます。
特に、お風呂上りで耳の内部に水が入っている状態でイヤホンをすると、耳垢が乾燥する暇がなくなってしまいます。
当然ですが、このような状態で耳かきをすれば耳垢は湿っています。
さらに、イヤホンは非常に不衛生なモノなので、それを頻繁に使い続けると耳真菌、外耳炎、ダニ、膿疱性発疹、吹き出物の原因にもなります。
また、中耳炎の原因にもなりますので、頻繁にイヤホンを使うのは控えましょう。
まとめ
大人になってから耳垢の質が変わることは医学的にはないようですので、中耳炎や油分の取りすぎ、イヤホンのつけすぎなどで一時的に耳垢の質が変わった可能性が考えられます。
耳垢が湿っていても特に問題はないようですが、元の乾燥した耳垢に戻したいならば生活習慣の改善から始めてみると良いかもしれません。
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