金融機関は、社会の根幹を支え、全ての国民にとって無くてはならない存在です。
そんな金融機関で働く銀行員は、一般的には堅いイメージがあり、信用がある職業の一つと見なされています。
今回はそんな銀行員のキャリアと年収について紹介していきます。
20代後半~30代 支店長代理
早い人で20代後半、平均的には30代のどこかで支店長代理へ昇進します。
「支店長代理」という名称から副支店長クラスと勘違いされることが多いのですが、実体は「係長級」の役職です。
稟議の承認や検印など、とにかくハンコを押す機会が増える役職です。
年収は個人差は大きいのですが、メガバンクで700万円~900万円、大きめの地方銀行で500万円~700万円ほどと言われています。
30代後半~40代 課長
30代後半~40代くらいで支店の課長に昇進することができます。
年収は800万円~1,000万円ほど。
ちなみに、課長の中でもランクがあり、法人担当 > 個人担当(リテール) >預金担当の課長の順番でその後の昇進スピードに差が出ると言われています。
例えば、法人を担当する課の課長は出世コースに乗っていると言われており、支店長への昇進も近いようです。それとは逆に、預金担当の課長はその後の昇進に期待できないと言われています。
45歳前後 副支店長
規模が大きい支店では、支店長を補佐する副支店長のポストが置かれています。
年収は、メガバンクで1000万~1300万円地方銀行で600万円~900万円ほどです。
40歳~50代前半 支店長
40代以降、営業成績の良い課長級以上は支店長へ昇進する可能性があります。
年収は、メガバンクで1,000万円~1,600万円、地方銀行でも1,000万円前後というところです。
同期の中でおよそ40%ほどが支店長へ昇進できると言われています。