35歳の国立大学職員のモデル年収を紹介

今回は、国立大学で働く職員の年収を紹介していきます。

国立大職員はかつて公務員でしたが、現在では国立大学法人化がなされています。

これによって職員の身分は準公務員となっています。

そんな国立大職員について、今回は35歳に焦点を当てて、各大学のモデル年収をピックアップしていきたいと思います。

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35歳 国立大学の職員の年収はどれくらい?

35歳国立大学職員の年収について、全国からランダムに抽出した大学に絞って紹介していきます。

以下の数字は、それぞれの機関で公表されているモデル年収の中から、35歳のモデルのみを抽出してまとめています

推定ではなく公表値なので、年収モデルとして正確な数字となっています。

なお、国立大は年功序列的で、35歳時点では主任~係長などの役職につく職員が多くなっています。

 35歳国立大職員のモデル年収
組織名 役職 年収
東京大学 35歳(本部主任) 541.1万円
岩手大学 35歳(主任) 457.4万円
北海道教育大学 35歳(係長) 479.5万円
東北大学 35歳(主任) 482.5万円
東京学芸大学 35歳(主任) 479.5万円
茨城大学 35歳(主任) 454.4万円
金沢大学 35歳(主任) 426.9万円
京都工芸繊維大学 35歳(係長) 498.9万円
神戸大学 35歳(主任) 522.5万円
琉球大学 35歳(主任) 468.7万円

以上のように、国立大学の年収は、35歳時点で400万円~500万円くらいの年収となります。

公務員と同じかちょっと低いくらいという印象です。

ただ、国立大職員は一般の公務員に比べるとワークライフバランスの面で安定していて、定時で帰れる日も多いとのメリットがあります。

職場の風土も平和な雰囲気であると言われることが多いので、こういった環境を求めている方には国立大職員はオススメかもしれません。

なお、各大学の残業量や有休の取りやすさは転職会議から見ることができます。

リンク転職会議

35歳の教員の年収は以下の通りです。

 教員のケース
組織名 役職 年収
東京大学 35歳(助教) 658.8万円
岩手大学 35歳(助教) 564.0万円
北海道教育大学 35歳(准教授) 674.2万円
東北大学 35歳(助教) 587.8万円

まとめ

・国立大の事務職員は35歳で年収400万後半~500万円くらい
・国立大の教員は35歳で年収500万後半~600万円くらい

以上、国立大職員のモデル年収を紹介してきました。

国立大学は安定して収益を上げることができるので、勤務環境はのんびりしていて、良い意味でぬるま湯という評価が多いです。

のんびりした環境を求めている方にとっては国立大職員は良い選択だと思います。

国立大職員は教養試験のみで受験が可能なので、社会人からの転職も十分可能です。

社会人で国立大職員を目指している方は、学習負担の少ない併願パターンの参考にできるので、以下のパンフレットを目に通しておくことをお勧めします。

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