国家一般職試験に参考書・過去問は何がオススメ?【すぐに予備校に通えないときの勉強】

基本的に、独学よりも予備校の利用がオススメです。

国家一般職の場合は、筆記試験とともに官庁訪問(面接)や人物試験があります。

近年では面接の比重も高まりつつあるので、予備校を利用して面接や試験の傾向対策を把握することが合格への近道になります。

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予備校に通えなくても勉強できる

国家一般職試験(大卒程度)は教養、専門試験、一般論文試験とボリュームが多いのでとにかく早めに手を付けることが大切です。

予備校に通えない事情があっても、市販の参考書や過去問で有効に対策できます。

特に、数的推理や民法は早めの対策で差をつけることができる科目なので手を付けておいた方が良いと思います。

国家公務員試験は、ざっくり言えば、過去問を多く繰り返し解いた人が合格する試験です。

それを踏まえて参考書、過去問を紹介していきます。

公務員試験対策の王道「スーパー過去問ゼミ」を解きまくる

公務員試験対策の王道であり、これだけやれば十分な本。一つでも多くスーパー過去門ゼミを潰した人が合格すると言われるほど必須本です。

過去問と解説だけでなく、重要ポイントをまとめたテキスト部分もあります。

全科目分揃えるのは大変なので、まず初学者が揃えるのにオススメな科目を紹介します。

民法Ⅰ、民法Ⅱ

スー過去では民法ⅠとⅡに分かれていてボリュームも多く、理解するのに苦労する主要科目です。

地方上級等との併願のためにも「民法」の選択は外せません。

勉強をすればするほど他の受験生と差をつけることができる科目なので、できるだけ早めに手を付けることをオススメします。

ちなみに、スー過去の民法は、行政書士試験などの法律系試験でも戦える内容なので、公務員試験を辞めたあとでも勉強した成果が活かせます。

数的推理

数的推理は早めに手を付けた方が良い重要科目です。

数的推理を苦手とする受験者はかなり多いですし、その上で、配点比率は高いので全ての公務員試験の中でも攻略のカギになる科目です。

内容は、中学受験の算数レベルの問題が出題されます。

ただ、スーパー過去門ゼミの数的推理は難易度が若干高めなので、苦手意識のある人がいきなり飛び込むと頭を抱えてうんざりすると思います。

苦手意識がある人はまずは、畑中敦子の数的推理を解いてからその応用としてスー過去を解くとスムーズになると思います。

・畑中敦子の数的推理ザ・ベストプラス

数的推理の導入本はどれも賛否両論です。上記の参考書で難易度が高いと感じたら、「解法の玉手箱」にレベルを下げても良いと思います。

マクロ経済学、ミクロ経済学

マクロ経済学とミクロ経済学も得点源になる科目です。

こちらも「マクロ」「ミクロ」ともに大半の受験生が選択する科目です。

計算問題が多いですが、文系でも解きやすいレベルで解答も理解しやすい内容です。基礎をしっかり押さえればサクサク解けるようになります。

理解しにくいときは、図やグラフが多用されている参考書の「らくらくマクロ経済学入門」「らくらくミクロ経済学入門」を使ってみることをオススメします。

実際に解いてみてセンスがあると感じたらガッツリ繰り返し解いて得意科目にして良いと思います。

憲法

憲法は試験で全問正解も狙える科目です。こちらも大半の受験生が選択する重要科目です。

スー過去の憲法は、テキスト部分が分かりやすくまとまっていて、過去問も網羅的でかなり評価が高いです。

基本的にはスーパー過去門ゼミ一冊のみを繰り返し解くだけで満点を狙えるレベルまでいけます。

 その他の科目

その他の行政区分の試験科目については、以下の本を使って勉強するのがオススメ。

教養試験の知識分野(自然・人文・社会)については、高校時代の教科書なども参考書として役に立ちます。

配点比率 オススメ参考書・過去問
教養試験 2/9 文章理解 ・スーパー過去問ゼミ 文章理解・資料解釈
資料解釈
数的推理 記事の通り
判断推理 ・畑中敦子の判断推理の新兵器
・新スーパー過去問ゼミ5 判断推理
自然・人文・社会 ・クイックマスター 人文科学I
・クイックマスター 人文科学II
クイックマスターシリーズ自然化学、社会化学)
専門試験(16科目中 8科目選択) 4/9
民法(総則・物権) 記事の通り
民法(債権・親族・相続) 記事の通り
マクロ経済学 記事の通り
ミクロ経済学 記事の通り
憲法 記事の通り
行政法 ・スーパー過去問ゼミ5 行政法
一般論文  1/9 ・公務員試験 無敵の論文メソッド
人物試験  2/9 ・公務員試験 面接完全攻略ブック

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