HSPに向いている仕事ってなんだろう 人生設計の指針

最近、HSPという言葉が広がっています。

HSPを抱えている人は、刺激に敏感で、疲れやすく、他人の目を気にしすぎてしまうなどの症状があります。

こういった症状ゆえに、仕事ができないと思われたり、仕事が続かなかったりと、社会での生きにくさをHSPは受けてしまいます。

HSPに向いている仕事はどのようなものか紹介していきたいと思います。

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HSPは疲れやすい

HSPにとってサラリーマンの仕事はつらいです。

敏感であるため疲れやすく、帰宅後は何もできないほど疲労してしまうことが良くあります。

また、サラリーマンとして働くことは理不尽なことで怒られたり、緊張や職場の空気にストレスを感じ、日常的に十分な力を発揮することができません。

本来の能力を活かせていないことから、仕事上でもミスが重なり、さらにストレスを受けるという悪循環に陥ってしまいます。

このようなことを避けるために、HSPでも無理なく落ち着いて働ける環境を求めることは大切なことです。

HSPに向いている仕事は何か

HSPに向いている仕事は何でしょうか。

独立向き

HSPは独立に向いています。

開業した士師業、フリーランスのデザイナー・イラストレーター、フリーのwebデザイナー、ブロガー、在宅勤務のIT関連職、在宅の翻訳家など、一匹狼としてできる仕事は向いていると言われています。

HSPは繊細な感覚、敏感なセンスを持っていることがあるため、落ち着いた環境でじっくりと時間をかけて仕事に取り組むと想像以上の能力が発揮できると思います。

設備管理やIT監視といった職

設備管理、IT監視(サーバー・ネットワークのオペレーター)、施設警備などの「監視タイプ」の仕事については比較的できると思います。

事務職や営業、接客業といった仕事よりもストレスは少なく、落ち着いた環境であることが多いので、十分に仕事をこなせます。

監視系の仕事は夜勤があることが多いため体調を壊しやすい人にはお勧めしませんが、一般的に夜の勤務時間帯は穏やかでトラブルも少ないです。

シフト制の仕事は残業が発生しないことが多いので、ワークライフバランスもとれるはずです。

事務職は向いてないかもしれない

事務職は一見簡単そう、まったりしてそうに見える仕事です。

しかし、コミュニケーション能力、テキパキ処理する能力がバランス良く必要で、求められる能力は割と高いです。

人数も最小限に設定されていることが多い部署なので、「仕事ができない」「頻繁にミスする」が許されにくい環境です。

また、事務職の環境は、その部署特有の「張りつめた空気」があり、「周囲が聞き耳を立てている」とも感じやすく、HSPにはその環境が合わないことも多いです。

このような張り詰めた環境は、HSPの人では力を発揮しにくいかもしれません。

一人~少人数で仕事ができる環境が理想的

一人で、職人のようにこなす仕事は向いています。

例えば、大きな会社の経理マンでは力を発揮できないことが多いですが、在宅勤務で経理の仕事を請け負うと力を発揮できます。

このように、HSPの場合は、仕事の「内容」よりも、仕事をする「環境」もとても重要ですので、可能であれば一人~少人数の職場環境が理想的だと思います。

お客さんと一対一の仕事

マッサージ師やエステティシャンなど、お客さんと一対一で仕事をする環境は向いていると言えます。

これらの環境は比較的ミスが発生しにくいこと、緊急のトラブルが少なく、落ち着いた環境下で仕事をこなすことができるため、HSPに向いていると言えます。

ブラック企業は避けるべき

HSPは長時間労働や過酷なノルマ、厳しい上司がいる環境はHSPにとってかなりつらいと思います。

時間や精神を消耗するだけなので、ブラック企業への就職は避けるようにしましょう。

就職や転職する場合には、事前にキャリコネ転職会議を多用して会社の評判を調査しておくことが大切です。

単なる口コミなので信憑性は高くはありませんが、火のない所に煙は立たぬで悪い評判がいくつもある場合には、問題のある会社である可能性が高いです。

HSPにとってはなるべく残業時間は少ない方が良いですし、ストレスのかかる環境もできる限り避けて充実した生活を送ってほしいと思います。

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