高校の先生について、全体の平均と役職ごとの年収を紹介いきます。
小中学校の教員については、下記の記事を参照してください。
高校教員の平均給料
高校教員の平均給料は以下の通りです。
平均年齢:44.8歳 平均給与月額 441,356円(平均給料月額 375,275円 平均諸手当 66,081円) |
上の数字は、平成30年度の地方公務員等給与実態調査から抜粋しています。
全体の平均では年収をイメージしにくいと思うので、以下で役職ごとのモデルを紹介していきたいと思います。
高校教師のモデル年収
モデル年収を公表している自治体を参考に、公立の高等学校の教員のモデル年収を紹介していきます。
公立小・中学校の教員と比較すると、大きく変わりませんが、高校教員の方が若干年収が高いようです。
簡単に紹介していきます。
大卒初任級 教諭 年収386万円
大卒で高校の教諭になった人は、初年度から年収が386万円となります。
内訳は、諸手当を含めて給与月額が23.5万円、期末手当103万円ほどとなります。
35歳 教諭 年収621万円
35歳の教諭は、モデル年収で621万円です。内訳は、諸手当を含めた給与月額が37.3万円、期末手当172万円ほどとなります。
35歳で621万円は世間的には平均以上の年収となります。
45歳 教諭 年収758万円
45歳の教諭は、年収で約758万円ほどとなります。
内訳は諸手当を含めた月額で45.6万円、期末手当で210万円となります。
45歳 指導教諭 年収811万円
先ほどと同じ45歳ですが、指導教諭の場合は年収が811万円ほどです。手当含めた月額で48.1万円、期末手当で233万円となります。
ちなみに、指導教諭とはどのような役職か、東京都では以下のように説明されています。
高い専門性と優れた教科指導力を持つ教員で、模範授業などを通じて、教科等の指導技術を自校・他校の教員に普及させる職務を担う教員です。
50歳 教頭 年収955万円
50歳の教頭先生は、年収で955万円ほどの年収モデルとなります。月額では58.7万円、期末手当で250万円ほどです。
教頭は、校長を補佐や校務の整理、必要に応じて教育をつかさどる役割を持っている役職です。
55歳 校長 年収1,028万円
55歳の校長先生は、年収モデルでは1,028万円となります。月額では62.6万円、期末手当では276万円となります。
校長先生となると1,000万円程度の年収となるようです。
出典:大阪府庁