川崎市役所の一般行政職の年収はどれくらいか?　役職ごとのモデル年収一覧

川崎市は、日本の神奈川県に位置する都市で、東京都心からも近く、人口や経済規模が大きいことで知られています。商業や産業の中心地として発展してきた川崎市は、多くの大企業や工場が立地しており、経済の活気が感じられる都市です。

そんな川崎市の一般行政職の職員について、モデル年収を紹介していきます。

川崎市役所の平均給与

■川崎市役所一般行政職の平均給与

令和4年度の資料によると、川崎市役所の一般行政職の平均給与は465,260円で神奈川県や他の政令指定都市と比較しても給与水準は上回っている状況になります。

■川崎市役所の初任給

川崎市役所の一般行政職の大卒初任給は212,164円、高卒は174,348円となります。初任給は国家公務員とほぼ同等の水準となります。

川崎市役所の役職ごとのモデル年収

■川崎市役所職員の役職別年収

川崎市役所では、令和4年公表の資料において、局長級の年収が1,200万円、課長級が950万円、係長が653万円、係員が300～450万円程度の年収となっています。

なお、いわゆるボーナスについては、川崎市役所は 4.30月分が支給され、民間の支給平均 4.42月分を下回っている状況です。

各役職ごとの職務は、一般的に以下の職務を行っています。

・係員:
係員は、川崎市役所において最も基本的な役職です。主に受付業務や一般的な事務処理を担当します。来庁者への案内や資料の受け渡し、市民からの問い合わせへの応対などが主な業務です。係員は、市役所の窓口で市民との接点を持ち、日常の行政業務を円滑に進めるために重要な役割を果たしています。

・係長:
係長は、係員の上司であり、各係の業務を統括する役職です。係長は、係員の指導や業務の監督、スケジュールの管理などを担当します。また、市民からの問い合わせや相談に対応する場合もあります。係長は、係の円滑な業務運営を確保するために、適切な指示やサポートを行います。

・課長:
課長は、係長の上位の役職であり、特定の業務課の責任者です。課長は、課の業務全体の計画立案や遂行、スタッフの管理、予算の管理などを担当します。課長は、係長や係員に対して方針や指示を出し、業務の遂行や問題解決をサポートします。また、上級管理職として他の部署や組織との連携や調整も行います。

・局長:
局長は、川崎市役所の組織の最上位に位置する役職であり、特定の局の長として全体の統括を担当します。局は、市役所内で異なる業務分野を担当しており、例えば教育局、福祉局、環境局などがあります。局長は、その局の業務の計画立案や遂行、予算の管理、政策の推進などを行います。また、市民との連携や市政の運営全体に関わる重要な役割を果たします。

平均年収で考えると、課長級以上から約1,000万円程度の年収となります。

他の自治体と比較しても、恵まれた給与水準と言えるかと思います。

なお、令和4年公表の資料によると、川崎市役所の役職ごとの職員数は以下の図の通りとなっています。

参考：東京都庁のモデル年収

参考として、東京都庁のモデル年収は以下の通りとなります。

	給与×12カ月	期末手当	勤勉手当	年収
25歳　係員	2,711,520円	542,304円	485,814円	3,740,000円
35歳　課長代理	4,426,560円	938,430円	840,677円	6,206,000円
45歳　課長	7,279,200円	1,272,654円	1,622,633円	10,174,000円
50歳　部長	9,155,520円	1,502,272円	2,295,139円	12,953,000円

以上、川崎市役所について年収を紹介してきましたが、川崎市役所での勤務は、安定した雇用環境と社会的貢献を実感できる点も魅力の一つで、地域の発展に貢献しながら、市民の福祉や暮らしの充実に取り組むことができます。

なお、組織風土や残業時間などが知りたい場合は、転職会議から職員の声をチェックしてみることもオススメです。

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川崎市役所での働き方は、地域に貢献しながら自己成長もできる充実感と安定感を兼ね備えています。川崎市役所でのキャリアを考える大学生や社会人の皆さんにとって、魅力的な職場選びの一つとなることでしょう。