キャリア刑務官の出世の仕方 【国家公務員採用総合職 矯正局採用】

https://nttmoraio.com/2017/12/27/post-3342/

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法務省では、総合職職員の採用形態について「局別採用」をとっています。具体的には、民事局 、矯正局、保護局、入国管理局でそれぞれ採用されることになります。

このうち、矯正局に採用されたキャリアの刑務官が、どのように出世していくか紹介していきます。

キャリアは副看守長からスタート

総合職試験を経て採用されたキャリアは、約6か月間の高等科研修を終えた後、係長クラスである「副看守長」からスタートすることになります。

そのため、ノンキャリアの刑務官よりもスタートの時点で階級が数段上となります。

 

■刑務官の階級

 

キャリア刑務官は順調に昇進していく

キャリア刑務官は、上級幹部職員を養成する「高等科研修」を無試験で入所することができるため、その後は順調に幹部職員へと昇任していくことになります。

一般的には、採用から14年目ほどで刑務所の課長級である「看守長」へ昇進し、その後、40代前半くらいで「矯正副長」、40代中ごろに「矯正長」、50歳前後で「矯正監」へ昇進する形になります。

また、海外への留学や研究員として派遣される機会もあります。

 

転勤は2~3年に一度

キャリアや高等科研修を修了した者は、ゼネラリストとなるべく、2年から3年くらいで全く別の職場に異動になります。

そのため、異動の度に一から新しい知識を身に着ける必要があるため、常に「学び続けること」が必要になります。

 

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