生きていれば不安や焦りを感じる機会は何度何度もあります。不安感や焦燥感とうまく付き合い、軽減させるのに効果を実感できた方法を紹介します。
スポーツで不安感、焦燥感を減らすことができる
運動をすると、交感神経が活性化されポジティブな思考になることが知られています。運動習慣がある人は、運動しない人と比べてストレスに対しての対応力があるようです。
実際、私もウォーキングを習慣にするようになってから不安感や焦燥感を感じる機会が極端に減ったと感じます。運動の中でも、テニスやサッカーなど、全身を使う運動がより効果的に焦燥感を減らすことができると思います。
運動によって起こる脳の変化を利用し不安や焦燥感から抜け出しましょう。
バランスの良い食事をとる
ストレスを和らげるビタミンC、免疫力を高めるタンパク質、精神的な安定をもたらすビタミンB群やカルシウム、亜鉛、銅などあらゆる栄養素が精神面に強い影響を与えます。不足することで、マイナス思考にもなり不安感や焦燥感をより感じやすくなってしまいます。
例)ビタミンB群不足で引き起こされる症状
- 焦燥感
- うつ病
- 自律神経失調症
- 無力感
- 精神不安定
- 睡眠障害
- 健忘症
- 統合失調症
ビタミンB群は単体で取るよりも一緒に摂取した方が効率良く栄養を吸収できます。食事やサプリメントをうまく活用して栄養不足を解消していきましょう。
お酒は控えた方が良い
不安や焦燥感を感じると、お酒に逃げてしまいがちです。個人的にも経験があるので気持ちは分かります。
確かに、お酒を飲むことで一時的に不安感は解消されますが、酔いから醒めると不安感がさらに助長されてしまいます。
アルコールは不安を解消するための手軽な方法ですが、その後リバウンドがきて不安を助長することがあるので要注意
他にも、アルコール依存症やうつ病にかかるリスクを増加させてしまうので、嫌なことを忘れる為にお酒を利用するのは止めるべきです。
嬉しいことがあった時や自分へのご褒美としてお酒を飲むようにしましょう。
セロトニンを増やして不安感や焦燥感を減らそう
不安感、焦燥感はセロトニンの不足にも関係しています。セロトニンは、不安感や焦燥感をコントロールするのに役立ち、気持ちの安定に効果を発揮してくれる物質です。セロトニンが不足すると、イライラや情緒不安定、抑うつ、不眠などの症状が現れます。
不安感や焦燥感を拭い去るには、セロトニンをうまく分泌させることが鍵を握っていることになります。
セロトニンを増やすには、
・朝早く起きて日光を浴びる
・運動不足を解消する
・トリプトファンやビタミンB群を摂取 が必要です。
まとめ
不安や焦燥感は、生活習慣や食べ物と密接にかかわっています。
これらを軽視せずに、規則正しい生活、栄養摂取、運動を心がけて生活すると気持ちの不安感を拭い去ることができます。
個人的にも経験があるのですが、不安や焦燥感を感じているときは食事や運動が疎かになりがちで無気力に過ごしてしまいます。ある時点で無気力な自分に見切りをつけ、生活スタイルを思い切り変えていくことが大切です。